この度、noteで書きためた言葉と、3月に開催した個展で発表した絵を中心に詩画集を作り電子書籍化しました。
「刻の隙間」というタイトルで、Amazonから購入可能です。
私は、真に人の心の中の愛の波長と共鳴する、自由を感じることができる絵画を描き、そして言葉を紡ぎたいと思っています。
真の自由は愛から発し、真の愛はまた自由から発すると思うのです。
自由とは孤独への道です。しかしそこには自らへの愛があります。
自らの考えや、言葉、表現を信じる愛です。
そしてそれは他者への愛にもつながっています。
真の愛はまた、人を自由にさせます。
真の愛を持つ者は、他者を尊びます。
そして、また自らの心にも大きな余裕があり、自分を自由にさせます。
昔、私はとても苦しい時期がありました。
絶望の中で、誰も信じられなくなった時、私はそれでも自分を信じたかった。
死ぬものか、生きてやる、自分を信じてやる。
そう思いました。
自由の旗を小さく、小さく、よろよろとした足で立ちながら振っていました。
私はここにいる。ここで私を奏でる。私の信じる道をゆく。
本をかき集めて読み、人に話しては、少し傷ついて、話しては癒されて。
そうして行く中で、私は様々な人の愛、そして自らへの愛によって、自由を獲得していきました。
自由とは、どんなことがあっても自分のことを信じられることです。
どんなに遠回りしてもいい。自分さえ手放さなければ、自由はその手にある。愛はその胸に溢れている。
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